【シェフの独り言94】シュトーレン

IMG_0821もう直ぐ12月。山の上では雪の便りも届きました。
友人の住むカナダのバンフも、一昨日20センチを超える積雪だったそうで、その写真を送ってくれました。
灰色の空から結晶の集まった軽い雪が、冷たい空気の中に降りてきます。一日中降るときは雪が防音の働きをするのか、とても静かな1日となりますね。
カナダにいた時は翌日の朝晴れたら、スキーで新雪が滑れるなーなんてワクワクした思い出があります。

シュトーレン12月はクリスマスの月。ドイツではクリスマスを待つ伝統的なお菓子としてシュトーレンがあります。
クリスマスが来る4週間前に、シュトーレンと4本のキャンドルを用意します。
キャンドルは日曜日ごとに1本づつ灯し、家族や友人とささやかなパーティーを開いてシュトーレンを薄くスライスして食べます。約1ヶ月かけて食べきる頃、そして、4本のキャンドルがすべて灯った時にクリスマスが訪れるのです。
皆さんのお家でもクリスマスの恒例にいかがでしょう?

グリンデルベルグでもすっかり定番となったシュトーレン。
フルーツケーキですが外側にお砂糖が付けてあり、保存するためバターでコーテイングします。
見た目が真っ白。それがキリスト様のおくるみをイメージさせることからシュトーレンという名前の語源になったという説もあります。
店頭だけではなくオンラインショップでも販売してますので、ぜひ食べてみて下さいね♪

クリスマスといえば忘れちゃいけないのがクリスマスケーキ!
グリンデルベルグのクリスマスケーキも11/20からご予約を開始しました。
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数に限りがありますので、お早めにご予約ください。

それでは、よいクリスマスをお過ごし下さい!